野菜を販売する為の包装資材【ボードン袋など】に関する提案

野菜を販売する時に使うボードン袋とは。

規格袋No.1(無地)
野菜や果物などを袋に詰めて販売する時に使われている袋を防曇(ボードン)袋と言います。普通のポリ袋に野菜を入れると温度差で袋内が曇り、見た目が悪くなるだけでなく、水滴によって商品の鮮度を悪くしたり、腐らせる原因になります。
当社が扱う【OPPハイパーボードン】は、透明性に加え、両面防曇加工により、内側からの曇りだけでなく、陳列ケースから取り出したときの外気温の変化による外側からの曇りも防ぎます。
 さらに、鮮度を長持ち、品質にこだわりたい方には、高鮮度保持袋【オーラパック】という袋があります。従来のOP防曇に比べ、防曇性、鮮度保持性に優れる袋になります。オーラパックは、野菜にストレスを与えないよう働きかけます。その為、青果物の余計な水分蒸散を防ぎ、袋内が蒸れず、水滴がつきにくいよう作用します。また、分子の単分子化により水分と栄養素を効率よく循環させる為、美味しさも持続します。詳細は、小林までお問い合わせ下さい。

最適な野菜袋【ボードン袋】の選び方。

基本的には、規格袋の8号〜13号を使うのがオススメです。流通量が多いので比較的単価は安い傾向にありますのでコスパがいいです。とは言っても時期によって野菜が長くなったり、大きくなったりしますのでサイズにあった袋を選んで下さい。大き過ぎたり、小さ過ぎたりすると見た目が悪く、印象が悪くなります。販売する先によっても細かい部分を考えないといけません。例えば、スーパーに卸す場合は破損などクレームがないように厚み#25でプラマーク入りの物を使うとか、逆に、直売所で販売する場合は、葉物野菜は厚み#20、根野菜は#25みたいな感じで使い分け、コストを気にするのもいいと思います。1袋当たりの内容量と価格、袋の単価、色んな視点で最適の物を選んでください。穴あき、穴無しは野菜に応じて使い分けして下さい。

作業効率を上げて袋以外で出荷するパターン。

OPPボードンラップ

主に、葉物野菜に使えるOPPラップという、ボードン袋のフィルムのシートがロールになっている商品があります。袋に入れるのではなくて、ラップ感覚で巻いていくという物です。作業効率はアップしますし、様々な商品に対応できる点はGOOD!専用のラッパー台がありますので、合わせてご検討下さい。

品種の数、出荷数によっては別注ボードンがオススメ。

農家さんによっては、出荷する野菜の種類がある程度絞れていて大量に出荷される場合など、ボードンにデザインやバーコード、QRコードなどを印刷する事もオススメしてます。シール、バーコードを貼る手間も省けますし、見た目も良いし、袋サイズなど自由に決める事も出来ます。初回に版代がかかりますが、その辺も含めて小林にご相談下さい。

野菜にボードン袋で出荷。ライバルと違いを出すには、、

そのまま出荷してもお客様は値段、品物でしか判断出来ません。商品に自信があっても、伝わりません。そこで、簡単に違いをだせる別注オリジナルシールをオススメします。例えば、朝採りの野菜を収穫されている場合、【〇〇農園の朝採り野菜】という言葉と農家さんの写真を入れたデザインのシールであれば、朝採りという鮮度、農家さんの顔で安心感を与えられます。QRコードで自社サイトへ誘導し、生産過程のこだわり、誕生の秘話などストーリーをつけてみるのもファンを増やす事(リピーター)につながると思います。

野菜の包装の作業効率、人件費、コスト削減に役立つ機械。

パワーシーラー

パワーシーラー

袋をシールする機械です。手動のクイックシーラーもありますが、パワーシーラーは、電動でシール部分を当てるだけでテープが瞬間強力結束します。余分な袋の結束上部も同時にカットしてくれます。毎日の袋詰め作業で負担がかかる肩、腕、手に優しく、作業のスピードアップが実現します。

パワーシーラーのご購入はこちらから

ジェットパック

ジェットパック

吹き出し口からの風により、袋が自動に開いて野菜を次々に袋詰出来ます。作業効率が格段に上がります。ジェットパック専用袋をご使用ください。

野菜包装機 EarthPack FR-102

葉物野菜から根菜まで、多品種の野菜を効率的に包装。

一台で様々な野菜に対応
サーボモーターの採用により、野菜に合わせたフィルム送り、横シーラーの高さや速度、タイミングなどの細かい設定が可能に。野菜の長短やフィルム幅を問わず、様々な種類の野菜に対応できます。
10種類のプログラムを保存できる液晶画面搭載
保存した各種設定をボタンひとつで呼び出せるので、野菜変更時にかかる設定の手間を大幅に削減。作業時間の短縮と設定ミス防止につながります。

これ一台あれば作業効率を最大限に高める事が出来ます。値段が高いから無理と初めから諦めるのではなくて、補助金を利用したり、人件費など細かく計算すれば意外と機械を導入した方が有利になる場合が多いです。別注オリジナルの印刷フィルムに関しても資材屋なので色んなパターンご提案できます。是非ご相談ください。

参考記事 機械導入のススメ

Barlabe(バーラベ)

バーコードや品名、産地、プラマーク、価格などの情報をシールにする事が出来ます。自分でラベルを作る事でコストを下げる事が出来ますし、情報変更、ラベルサイズを変えることも出来ます。活用すれば有利に働くこと間違いなしです。

まとめ

野菜・果物の基本的な販売に使用する物だけでもこんなに沢山の方法、選択肢がございます。今回紹介したものはほんの一部です。まだまだ紹介出来ていないものばかりです。実際は、お客様の状況を教えていただく事で、的確なアドバイス、ご提案できます。自身もまだまだ勉強過程ですので、おかしな部分もあると思いますが、そこは大目にみてください。今後更新もどんどんしていこうと考えております。疑問点、分かりにくいところも沢山あると思います。どんなことでも構いませんので、気軽にご相談ください。共に成長していけたらと思っております。