と考えていませんか?
本記事では、下記の内容を解説します。
1、ボードン袋に印刷してオリジナル袋を作る為に知っておくべき事
2、ボードン袋に印刷してオリジナル袋を作るメリット
記事を書いている小林は、食品包装資材業界で15年、農家、青果問屋さんなど80軒ほど取引しており、別注ボードン袋は60種類ほど作った実績がありますので、信頼性は担保されていると思います。
ボードン袋に印刷してオリジナル袋を作る為に知っておくべき事
下記の5点を説明していきます。
その①購入ロッドはどれぐらいなのか?
その②規格袋に対して別注印刷袋の価格は?
その③デザイン代はかかりますか?
その④版代はどれくらいかかるのか?
その⑤納期
その①:購入ロッドはどれぐらいなのか?
購入ロッドは、別注品になるので原反4000mから製作可能です。
少なすぎるとコストが上がり、製品自体も単価が高くなってしまうからです。
ボードン袋8号の大きさで別注印刷した場合で、解説します。
ボードン袋8号のサイズは150×250なので原反4000000mm÷袋の横幅150mm=26666….となります。生産には、不良品も出ますので約26000枚前後が一回の発生ロッドになります。
その②:規格袋に対して別注印刷袋の価格は?
袋は無地規格袋に比べて2倍〜。
別注なので、一回で大量に作る規格袋に比べて価格は高くなります。色数によっても生産工程が増える為高くなります。
規格品、色数が増えた場合で解説します。規格品1円、1色印刷が2円、2色印刷2.3円、3色印刷2.6円の様な感じで色数により価格は変わってきます。
その③:デザイン代はかかりますか?
デザイン代は無料の場合と有料の場合があります。
メーカー専属のデザイナーさんなら基本的に無料。外注のデザイナーさんは有料。
無料の場合はある程度、お客様の方でイメージされていたり、ロゴやデザインがある状態です。修正回数があまりにも多い場合は料金が発生する場合もあります。個性的なデザイン、オシャレなデザインが良いとかでしたら依頼者の好みのデザイナーさんに依頼しますので有料になります。
その④:版代はどれくらいかかるのか?
1色に付き30000円〜。
印刷をする場合、版が必要です。袋の大きさやデザインによって価格はかわります。
3色のデザインの場合で解説します。
1色に付き版代30000円だとすると、3色なので、3色×30000円=90000円。
初回のみ版代は必要になります。リピート時には必要ありません。
※版の保存期間は2年間なのでそれまでにリピートがなければ版は無くなります。
その⑤:納期
初回約1ヶ月、リピートは3週間かかります。
別注品は原反の手配、工場の生産計画などにより、納期がかかります。繁忙期には、通常より納期が伸びる場合があります。
発注のタイミングで説明します。12月在庫がなくなる場合は、最低10月の終わりまでには注文をいれるようにするなど、早い目の注文が大切です。納期の短縮は時期によっては希望に添えない場合もありますので注意。特にお盆、正月などの長期休業の前は注意です。
印刷オリジナルボードン袋を作るメリット
下記3点メリットを説明します。
・シール貼りのコスト削減
・ブランド化が出来る
・販路拡大への商品化がしやすい。
シール貼りのコスト削減
シール代、シールを貼る作業がなくなったり、作業工程が一つ減ります。
販売所からシールを買わなくて良い。出荷に必要な表示(品名、バーコード、産地等)を印刷することでシール貼りをしなくて良い。
直売所に出荷する場合で解説します。
直売所に商品を出すには、直売所でラベルを出してきて1枚〇円で買ったり、袋に貼り付ける作業に時間がかかります。そういうラベル代、人件費を削減することが出来ます。
ブランド化が出来る
農園のブランド化へ繋げられる。
デザインなど印象を残すことで、良いもの、美味しいものを提供すればリピーターを増やすことが出来る。
ロゴやキャラクターを作ったり、こだわりをアピールするキャッチフレーズを入れたり、QRコードを入れたり、様々な戦略が可能です。
販路拡大への商品化がしやすい
様々な販売所やスーパーなど、売り込みやすい。取引の可能性が増える。
販売時の包装や形が決まっているから商談しやすいし、イメージさせやすい。
まとめ
お客様によって状況は様々ですので、細かい情報や状況を教えていただければ、最善のご提案が出来ると思います。